認知スキルと非認知スキルと教育

非認知スキルが取り沙汰されていて、学び合いとかアクティブラーニングが注目されている世の中、ちょっと備忘兼ねてかいておく。

 

知識や単純な計算自体は、コンピュータ、インターネット時代にはあまり必要ない人が多いはず。

かつ、非認知スキルに含まれる意欲や自信、忍耐力があれば、自学による認知スキル向上が容易なので、認知スキルは学者時間との関数でしかないはず。

認知スキル≒bs
非認知スキル≒基礎営業キャッシュフロー
だとおもっていて、時の流れとともに認知スキルの資産性が毀損してるのでは、という感じ。

 

ただ、知識をもとに抽象思考をして、文脈のもとに再構成するスキル自体は価値が高いままで、抽象化スキルも再構成スキルも、コアの部分を重ねあいながら多種類に細分化される感覚。

 

また、抽象思考力は、個人差はあれど、年齢とともに発展する研究があったはずなので、適切な教育時期が存在するはず。

 

結果として、

幼年期→非認知スキル、特に意欲と自信と自律心の萌芽・醸成

少年期→チームリーディング・ファシリテーション・コミュニケーションスキルの醸成(異文化理解と語学力、多様性への肯定を含む)、抽象思考の前提となる認知スキルの向上

青年期→抽象思考スキルの醸成、非認知スキルの研磨、一部分野における専門性の獲得

がミクロに上手くいきていくためのスキルセットの流れじゃないかと思う。

そして、これを日本の教育システムで全部やるのは難しいし、出来るとしてもお金と時間をかけざるを得ないと思う。

 

一方で、マクロな社会教育としては、労働者の供給と社会秩序の維持の観点からすると、既存の教育体制が間違っているとは必ずしも言えないと思っている。というか、考える限り大枠としてはベストなのでは?という気がする。

 

平等とか、教育機会をオープンにする、とかそういう思想を否定するわけではないが、経済合理性の観点からすればおそらくエリート教育を分離して変更することが正しい。マクロ教育については、価値基準と経済観念の微修正でなんとかなるはず。

 

ミクロ教育の方策については別に考えるとしてとりあえずここまで。

 

 

10月11月読書メモ

あんまり本読めてなくてあれですが

 

ライアーライアー

買ってしまった。なんというか、笑い成分を恋愛にふった金田一蓮十郎

 

ラララ

買ってしまった。ええ。

 

3月のライオン

買ってしまった。ええ。

 

母性

面白くなくはないけど、湊かなえ前提で読むと先が読める。

 

残念ながらここで死神からのお知らせです

死神もたまには間違えるのです

つまらないラノベ

 

サファイア

面白い。内容忘れた!

 

今夜は眠れない

面白い。なんとなくハッピーエンドなのもすごい。

 

ルーズヴェルトゲーム

悪くないけど割と単調

 

最終退行

面白いけど普通

 

アイネクライネナハトムジーク

面白いけど、オムニバスとしてはきわどいところかな

 

なんか他にも色々あった気がするけど忘れた

 

それでも日本人は戦争を選んだ、が本格的に面白い、けど読み進めるの大変

ヨーロッパ

英仏ベルギードイツオランダルクセンブルク行ってきたのですが、下調べの通りそれなりに治安が悪く、それなりにデジタル化されており、それなりに英語喋れない人がいました。

 

ザックリ言うと、アメリカ以外の先進国はあんまり変わらんな、と思いました。

ついでに言うと、アメリカも東を中心に大変みたいなので、先進国の類の病理はどこも同じだな、と。

 

逆に言えば、なんとかなる気がしてきたこの頃です。

ティッシュペーパー

1枚分くらいずつ毎日前進してたらいいな、と思う今日この頃。

 

80まで生きるとすると、あと20000日くらいか。

 

最近、環境を変えたら何か能力的に変わるっていうのは幻想だと思ってて

環境に迫られて費やす時間と質と対象が変わる、結果として能力とかが変わるってだけだと思うので、結局セルフマネジメントできれば環境関係ないなと。

 

で、このインターネット時代、場所も仕事も飛び越えて色んなことが出来るわけで。

 

熱量と時間と選択能力を使いつつ鍛えつつ

知識と能力を色々な方向で積み重ねていきたいな、と。

 

そんな記録になればいいなと思いつつ暮らしております。

政治の話

基本的にみんなポジショントークしかしないし、100%間違っている人も100%あっている人もいないので、個別のコメントとか意見は別にメモらなくていいかな、と思うけど、マクロな視点とか思考とかを備忘しておこうと思う。

 

 

比較としては、都知事選と、アメリカ大統領選。

前提として、日本のガラパゴス文化を考えておく必要はあるけど

基本的にはポピュリズムと消去法的な動きの結果、反自民に浮動票がながれうるかな、という印象。

テレビとかで投票率に影響が出るレベルで動かしたら政権すら変わるかもしれない。

 

で、票が流れたら国民は本当に自分の頭で判断していない可能性が高いし、そういう意味ではそうなる可能性がままあるな、というところ。(トランプの場合は、トランプ自体は色々とあるけどビジネスマンとして成功している。小池さんは政治家として甚だ失敗しかしていない。直感も都知事としては数字上何もしないよりも最悪なことしかしていない。)

 

3分の2をとれないと、政争具合が増すので、改革と安定が必要な今の日本は何も決まらないままもう一歩突き進むし、経済的にはそろそろ引き返せないところを突破してしまうと思う。

 

ついでに、長期安定政権で外交力も評価されて現状の立ち位置なので、政権変わったら本当にやばい。さすがに小選挙区制だし、大丈夫だとは思うけど。

 

仮に政権変わったとして、ムッソリーニクラレッタでスカートを直す人間になろうと頑張ったとして、この国は良くするには相当に終わっているかもしれない。

それこそ、住んでる限り平等に貧しくならざるを得ないので、国外逃亡して、アウトソース先、しょうもない国として取り扱うみたいな。

 

 

そんなこんな考えてると、寛容は不寛容に寛容であるべき、というのは論理的には正しいが、寛容が寛容である理由があるのであれば、それ如何によっては不寛容たるべきなのかもしれない。

 

 

 

世の中の人はマクロには思った以上に頭悪くて、ミクロには思っているよりまし。なんかここには糸口ありそうだけども。

9月読書メモ(漫画)

二度目の夏、二度と会えない君

陳腐アンド陳腐。話の展開も盛り上げもクソほどイマイチ。ありきたりだし絵もイマイチ。

 

あさひなぐ

面白い。ほんわか。薙刀見てみたい気持ちになる。そういえば弱虫ペダル途中やめしてるの読もうかな。

 

神様のえこひいき

ふつう。

 

リライフ

面白い。けど、オタクの妄想感ある。人間関係の中身の薄さとこんなやつおらんやろって感じのキャラな感じ。

 

恋と嘘

面白い気がする。うんまあうん。

 

劫火の経典

うんなんかうん。

失速した感じ

 

トモダチゲーム

ちょっと混乱した。面白いけど、色々と、ん?てなる

 

嘘喰い

ハンカチ落とし流石すぎる

ヤンジャン含めてほんきでおってもうた

 

 

9月読書メモ

境遇 湊かなえ

まあまあ。悪くはない。よくもない。ちょっと御都合主義感もある。

 

空の中 有川浩

ザ・有川浩って感じ。もう少しブラックな展開にするかと思ったものの、いつも通りな感じに終わった。

 

ゴールデンスランバー 伊坂幸太郎

思うところあって再読。伏線拾いながら読んでいったけど、木を隠すなら森の中感ある。

 

うつくしいひと

読みづらすぎて積ん読

 

下流の宴

ドラマを少し見てたので、大筋は知っているものの小説はじめてよむ。

文章的には若干苦手。

 

コンカツ 石田衣良

まあさらっと読める。小説版東京カレンダーだけど毒が足りない。